安心してガスをお使いいただけるよう、生活に密着したぬくもりあるくらしをご提案をしています。
“頭寒足熱”の理想の暖房といわれる「床暖房」。これには2つのタイプがあり、床下に電熱線やヒーターを内蔵したパネルを敷き込む電気式と、熱源機でつくった温水を床下に設置した温水パネルに循環させる温水式です。
いずれもお部屋全体を均一に暖める暖房ですが、電気式に比べてガスの温水式床暖房は、自然な暖かさで健康的な暖房といわれます。では、なぜナチュラルでヘルシーなのか、そのポイントをご紹介しましょう。
エアコンなどの温風暖房は、暖められた空気は上昇して床付近に冷たい空気が漂うので、頭はボウッと暑いのに足下はひんやり、となりがちです。床暖房は床から暖めるので足元の温度が一番高くなり、天井に向かって均一な温度でお部屋が暖まります。
しかも約60℃の低温水を循環させる温水式の床暖房は、床面全体から穏やかに暖めるので、室温が18〜20℃程度でも充分な暖かさを感じます。
また、床表面の温度はヒトの体温より低い25〜30℃程度なので、暑苦しく感じることもなく、体にやさしく快適に感じます。 床暖房は部屋全体をムラなく暖めます。
暖房の熱の伝わり方には「ふく射」「伝導」「対流」の三つがあります。「ふく射」は遠赤外線が放射されて壁や天井が暖まり、その熱が反射して部屋全体が暖まります。「伝導」は、湯たんぽやカイロのように温度の高いものに直接触れて、その熱が伝わるもの。
「対流」は、エアコンやファンヒーター、石油ストーブのように暖められた空気が部屋を循環して暖まります。
温水式床暖房は、この三つを併せ持つ暖房といえます。「ふく射熱」で室内全体を暖め、床から足に伝わる「伝導熱」で”頭寒足熱”の状態をつくり、床面から暖かい空気が循環する「自然対流」で穏やかな暖かさに包まれ、日だまりのような暖かさになるのです。 その暖かさは、冷え性の方などにもとても喜ばれています。
温風暖房は、風で皮膚の水分が奪われるためお肌が乾燥しがちです。その点、床暖房は風がなくお肌の乾燥も抑えられるので、お肌のデリケートな女性にはうれしい暖房です。 無風ということでホコリを舞い上げることもありませんから、ハウスダストによるぜん息やアレルギーでお困りの方、小さなお子さんのいるお宅にもおすすめです。
また、ファンヒーターやストーブなどのように室内で燃焼させることがないので、空気の汚れもにおいの心配もなく、お子さんやお年寄り、病気の方がいるお部屋でも安心です。
冷え性にうれしい足の冷たさ解消!
お肌が乾燥しにくい!
ハウスダストを舞い上げず空気がクリーン!